完璧を求めないマネジメントスタイル
人の成長を促しながら、そもそも出来ないことに向ける20%の努力を削減する。昨今、日本企業の生産性というのが話題になりますが、それにも通じる考えです。
人の成長を促しながら、そもそも出来ないことに向ける20%の努力を削減する。昨今、日本企業の生産性というのが話題になりますが、それにも通じる考えです。
この指導方法は、前提として、上司が優秀であり、部下より知識・経験とも豊富であることが求められますので、この手法を採用すると、上司も大変です。常に勉強、常に情報収集をして、自分の知識と経験をアップデートしておかないと、いずれ部下に取って代わられるますから上司の成長も同時に実現できるのです。
そもそも会社というのは、「得意分野の違う者同士が分業し利益を最大化するため」に存在しているものですから、自分の分担を上手くこなせず、全体の利益の最大化に寄与できなくなった時点で、どの役割でも外れるべきです。社長や経営者も例外ではありません。
個人経営、商店レベルを脱して会社となった時点で、利害関係者は増大します。従業員、取引先、株主等々。。だから会社は公器です。そして社長はその公器である会社の重要な機能を担っているのです。仮に、その機能を担えないのあれば、その機能を果たせる人に譲るべきでしょう。別に社長なんてステータスでも何でもないですから。
会社に限らず組織というのは、ある目的を遂行するために集まった集団です。その意味では役職に関わらず、そもそも会社という組織には、当事者でない者は不要でしょう。
他人の善意や責任感を利用するというのは、役職上位になると割と簡単に出来るのは無いでしょうか?その典型はブラック企業というやつですが、そこまで行かなくても、「思わず」なんてありがちと思っています。そう考えると、実は、自分も他の社員に対して、同様の事をやってたんじゃ?なんてことをよく考えます。
総務部は「社内に向けてサービスする」が仕事ですから、言ってみれば「必要なこと全部」です。私生活でも「穴があったら埋める」という役割が必要ですが、会社の総務部門はそういった部門です。そして重要な仕事がもう一つあります。「社員の躾」です。社内全てが顧客ですが、依頼されたら何でもかんでもやるは間違いです。本来社員が自分でやるべきことは、自分でやるように躾をすることも大事な仕事です。
多くのまともな経営者の皆さんは、自社でやりたい事業、あるいはやらなければならない事業があり、その資金調達の手段の一つとして「補助金」の受給を検討することと思います。まぁ当り前ですよね。しかし、中には補助金目当てで事業を始めようと考える人もいますし、実力不足で結果として補助金目当てに見えてしまう人もいます。
今どきの採用/就職は、失敗が多いと考えています。その原因は、本当は大事だと思う、以下の2つについて、企業が明確にしない点が原因の一つと考えています。 (1)企業が必要としているスキル (2)社風や人間関係 この2番目の“社風”について焦点を当てようと思います。 それ次第で、採用が覚束なかったり、せっかく採用しても早期退職になってしまいますので。 (過去、私が実際に見聞きした中で、社員目線で「これは […]
人事部長の必須能力は、自分の会社の理念・ビジョン・目的・目標・方針・戦略・戦術を熟知していること。そしてそれに完全に同意し共感ていること。さらにそれを自分の言葉で説明できることです。