予算管理をしない
そもそも「社員が自分で考える」に拘った会社ですから、このような予算もその為にあるのです。予算という拠り所がないのですから、場面ごとに考えなければならない。もの一つ買うにしても、買うときに「本当に必要なのか?」と自問するわけです。
そもそも「社員が自分で考える」に拘った会社ですから、このような予算もその為にあるのです。予算という拠り所がないのですから、場面ごとに考えなければならない。もの一つ買うにしても、買うときに「本当に必要なのか?」と自問するわけです。
理念が抽象的なのは宿命みたいなものですが、具体化する努力は必要でしょう。どうしても抽象的にならざるを得ない場合は、事業戦略とセットで、解釈できる範囲を狭める必要があります。
会社ですから、最終的にはオペレーションとして確立し、定着させ、(利益だけとは言わないけど)成果を出さなければ意味がない。実際そこに至る道は、理念を定めるより何倍も難しいです。
「あぁ、これが足りなかったんだ!」の有無が教育する上で重要なポイントということです。私が最も共感したのはここの部分です。
人の成長を促しながら、そもそも出来ないことに向ける20%の努力を削減する。昨今、日本企業の生産性というのが話題になりますが、それにも通じる考えです。
この指導方法は、前提として、上司が優秀であり、部下より知識・経験とも豊富であることが求められますので、この手法を採用すると、上司も大変です。常に勉強、常に情報収集をして、自分の知識と経験をアップデートしておかないと、いずれ部下に取って代わられるますから上司の成長も同時に実現できるのです。